理想的な樹木葬とは?北海道地方都市の見本に!?
2015年03月05日 11:31
写真は、デンマークのオーデンセというアンデルセンが生まれた街の墓地です。
人口約17万人のデンマーク第三の街ですが、公園がとても広く充実した街です。
この町の公営墓地も広大な面積で、公園かと思わせるような緑いっぱいで奇麗に整備された墓地です。
街の歴史を遺す古いお墓と、新しいお墓が自然墓地景観に溶け込んでます。
お墓を建てると、一緒にお墓の後ろに木を植えているようです。
この木が、大切な人への想いを表現していくことでしょう。
また、木があることで、物理的にも、その木が成長することを見届ける楽しみもあり
お墓参りの頻度は必然的に増すことにもなるでしょう。
散歩をしていてもとても気持ちの良い墓地ですし、街の歴史の深みを感じます。
個人的に大好きな墓地です。
さて、日本での樹木葬は、今や誰もが言葉としは知る事になったと思います。
しかし、デンマークのように街の歴史と共に確固たる樹木葬のシステムが日本ではまだなく
浮草のような考え方でそれぞれが運営されている所がほとんどかなと感じます。
(ぼくの情報量が不足しているかもしれませんが。)
一地方都市のオーデンセに住んでいる人は、子供の時から
地元の公園で遊び、墓地で先人たちを尊び成長していると、
将来どうなるのかを皆さんに聞いてみたいものです。
日本の地方都市のあり方の見本になるかなと思います。
日本のデザイン墓石も本当はこの写真のような墓所が合っているのかもしれませんね。
駅から歩いて行ける墓地は街の生活圏にある。